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[アオタケ通信]20代30代の若い男女に、囲碁を広める
   
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2009年09月08日

結婚は大ヨセ?-実利と厚味-

19路の実戦コースに入り、ある程度強くなってくると、
碁には「実利」と「厚み」という言葉があることを
覚える機会がやってくると思います。



囲碁は陣地を取るゲームですが、
最初から陣地をひたすら取り続ければ
勝てるというほど、単純ではありません。



陣地を取りに行こうとすればするほど、
将来的な可能性は低い手になります。



逆に、碁盤の中央や辺に向かって働く手を打てば打つほど、
陣地はすぐに手に入らない反面、
将来に向けて可能性が高い手になります。



ここで言う「可能性」とは、
・将来、大きな陣地を手に入れることができる
・将来、戦いが起こった時に戦いを有利に進められる
という意味での可能性を言います。



囲碁では、これを、
「実利」と「厚み」という言葉で表します。



┌┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┬┐
├┼┼┼●●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├●●●○○○┼┼┼┼┼○●┼┼┼┼┤
├●○○┼┼┼┼┼・┼┼┼○┼●┼┼┤
├○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼・┼┼┼┼┼・┼┼┼┼┼○┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼○┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
├┼●┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼○○┼┤
├○○┼┼┼○┼┼┼┼┼┼┼┼○●┼┤
├●○○○┼┼┼┼・┼┼┼┼┼・●┼┤
├●●●┼●●┼┼┼●┼┼●┼●┼┼┤
├┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┼┤
└┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┘
実利:陣地(黒)
厚み:辺や中央に対する石の影響力(白)



そしてこれは、片方を手に入れると、
多くの場合、片方を失うものとされています。





また、打つ人の棋風によって、
序盤から足早に陣地を囲って「実利」を取りに行く人と、
「厚み」を次々と作って、戦いに備え、
力をためる人に分かれます。
どちらの方が正しい、ということはありません。



そして、現実の世の中でも、
目先の利益を追いかけるか、
将来に備えて、準備や我慢をするか、
という選択をする場面は、度々現れるものです。



例えば、将来可能性があるからと言って、
延々と厚みを築いているだけでは、
碁に勝つことはできません。



何故かというと、碁の勝敗を
最後に決めるのは、囲った陣地の数だからです。



相手を攻めたり、新たな厚みを生かしたり
互いの石の生き死にに関わる場所がなくなってくると、
碁は戦いから、お互いの陣地を囲い合い、境界線を決める
「ヨセ」という段階に映ります。



つまり、相手を攻めたり、陣地を囲うタイミングを逃すと、
その厚みを生かすことができずに
終わってしまうこともあるのです。




自分の意志、目指す夢や目標をどこまで貫いていくのか?
今まで自分が築き上げてきたものを元に、
目標を次の段階へ、いつ、どのタイミングで切り替えるのか?



囲碁は、そういった、今の状況を踏まえて
自分の意志で決断するという場面に、何度も立たされます。



「結婚は大ヨセ」という話を聞いたことがありますが、
碁がそう例えられる由縁も、そんなところにあるかもしれません。



あなたは、「実利」派ですか?
それとも、「厚み」派ですか?



@飯田橋の喫茶店にて
【雑記の最新記事】
posted by アオタケ at 19:23| Comment(7) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月16日

浴衣 de AMIGO

先月末7月25日(土)、
そして今月上旬8月8日(土)と、
2回のIGO AMIGOワークショップが開催されました。



特に7月は「浴衣 DE AMIGO」と題して、
参加者の約半数が浴衣やジンベエを着て参加して頂き、
ワークショップも懇親会も、大きな盛り上がりを見せました。



一年前は参加者の数も今の半数近く、
参加者に対する女性の比率も2〜3割だったことを思うと、
最近の盛り上がりは、当時から考えられないほどになりました。
(参加者はここ最近、70〜80名。女性比率も約5割)

参加してくれているみなさん、いつもありがとうございます。



そして、毎回協力して頂いている、
プロ棋士の先生方。

安藤和繁先生、万波佳奈先生、蘇耀国先生、
仕事帰りに通りかかった高梨聖健先生。

初めて来てくれた参加者からも好評でした。
いつもありがとうございます。





初めてワークショップに来てくれる方も多いのですが、
京都や岐阜からの参加者で
「数ヶ月に一度、また来たい」という人もいました。



今まで、いろいろな団体に顔を出してきましたが、
AMIGOはとても居心地がよいサークルだと思います。
やはり、碁に興味を持ったり、碁を打ってきた人たちは、
基本的に草食系で、悪い人がいない影響かもしれません。



これからも、碁が若い世代に、
こうやって、徐々に広がっていくことを願います。
タグ:囲碁 AMIGO
posted by アオタケ at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | IGO AMIGO感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月30日

第87回 コース別ワークショップ

■日時
7月5日(日)
13時30分〜17時30分


■内容
参加者の方のレベルに合わせて、
コース分けをして行うワークショップです。

1 入門・体験コース
2 9路盤コース
3 19路盤入門コース

※今回は19路盤実践コースはありません。

■スケジュール
13:00    : 受付
13:30〜13:40 : 挨拶、会の趣旨説明
13:40〜17:30 : コース別クラスの開催
18:00〜20:00 : 懇親会

■参加費用
男性:2,500円 女性:2,000円(懇親会は別途費用)


■開催場所
いずみ囲碁ジャパン
「東京駅」八重洲南口から徒歩3分

場所がけっこう分かりにくいので、
HPで地図を確認してくることをオススメします。
http://www.izumiigo.jp/info.html
posted by アオタケ at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | IGO AMIGO開催情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

囲碁を始めるにあたって

「囲碁を1から始める時って、
 何から始めればいいんですか?」

「IGO AMIGOに行ってみたいんですが、
 何か事前にやっておいたほうがいいことってありますか?」



IGO AMIGOに初めて来る人、
囲碁の入門教室に初めて通う方などは、
このようなことを心配するケースが多いです。



結論から言ってしまえば、事前に予習などをしてこなくても、
囲碁をやりたいという気持ちさえあれば、個人差はあっても、
ほとんどの場合、入門教室の内容で困ることはありません。







しかし、何も囲碁のルールすら知らないし、
何か事前にやっておかなければ、と
焦ったり心配する気持ちも分かります。





そこで今回は、囲碁をこれから始めるにあたって、
まず自分でやっておくと役に立つことを伝授します。







囲碁が全く初めてで、
これから誰かに教えてもらうという場合は、

・本
・インターネットのサイト


で勉強することをお勧めします。








まず、本です。

書店にいくと大抵、囲碁のコーナーはありますが、
書店の規模によって品揃えはまちまちです。



よって、ここはインターネットの書店、
AMAZONを使うことをお勧めします。
http://www.amazon.co.jp/



囲碁の本は、読む人のレベルに合わせて、
非常にたくさんの本が出版されているので、
必ず「入門」というキーワードが含まれている本を選んでください。



ちなみに、私が一番お勧めする本は、この本です。
http://qrl.jp/?358830

これは、私の弟が、昔囲碁に初めて興味を持った時に
読んだ本なのですが、弟は、この本を読んだ後、
インターネットの対局のみで10級ほどの棋力になっていました。



他にも、プロ棋士の梅沢由香里先生や
石倉昇先生は、入門用の本をたくさん書いているので、
もし好きな先生がいれば、お好みに合わせて購入してみるのをお勧めします。







また、入門の本には、

・囲碁のルール
・盤面や石の形の名前
・囲碁の打ち方や手筋の基本

などが必ず書いてありますが、
これらの書いてあることを、いきなり全部覚える必要はありません。
頭の片隅に置いておき、ふと思い出せるくらいであれば十分です。





次に、インターネットですが、
碁が全く初めてという場合は、
お勧めするのはこちらのサイトになります。


○インタラクティブ囲碁入門
http://playgo.to/interactive/index-j.html



ここでは、全てのコーナーを終えると
34級に認定されるようですが、

実は、このサイトの全てのコーナーの内容を
一通り理解するだけで、囲碁の一般的な入門教室の
2回目3回目くらいまでの内容は、十分カバーしています。


本ほど全てが丁寧な説明ではありませんが、
自分で学ぶ最初の1歩には、おすすめです。


また、勉強のためにいきなり対戦サイトで対局をする、
という手もありますが、やはり、基本的なことが分からないと
対局をしてもうまくいかないことが多いです。



なので、是非、碁を始めたばかりで心配ならば、
このサイトで基本的なことを学んでみるのをお勧めします。
要点がかなりまとまっているので、読みやすいです。





最後に、本やインターネットなどの
全てにあてはまることですが、
是非、楽しみながら学んでください。



学校の勉強ではありませんし、
お仕事のように、これを覚えないと
飯が食えなくなる、というわけではありませんからね。



例えば、最近の流行としては、
ニンテンドーDSやPSPでも囲碁のソフトがあります。
(アマゾンで検索すると、あらびっくり。
けっこういっぱいあるみたいです。)



実際、これをきっかけに囲碁を始めた、という人に、
最近AMIGOでもちらほらと会っています。



私はまだ実際に購入してプレイしたことがないので
ソフトの内容などの解説はできませんが、
ゲーム感覚でルールや碁の打ち方を学んでいけるという意味では、
囲碁に初めて触れる場合は、特にお勧めです。





初めての囲碁教室、ワークショップなどの参加は
どうしても参加に対する壁が高い、と思うかもしれません。



そう思っているからこそ、ここで挙げたような
本やインターネットもひとつのきっかけとして使い、
気軽に囲碁に触れてみてもらえると幸いです。



タグ:囲碁
posted by アオタケ at 23:16| Comment(1) | TrackBack(0) | お役立ち情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月23日

囲碁の魅力とは

「囲碁の魅力って何ですか?」

最近、囲碁の話をする度に、
これをよく聞かれるようになりました。



人によっていろいろな答えが出てきそうな質問ですが、、
私が考える囲碁の魅力は、以下の2つだと思います。



・人とのコミュニケーションが生まれるところ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

いきなりですが、あなたは海外に行ったことはありますか?



私も仕事で中国に行ったことがあるのですが、
当たり前ながら、現地の人は中国語しか話せません。
日本語だけでは、観光もまともにできないくらいです。



そのせいか、日本語が話せる人をたまたま見つけると、
日本人、という共通点だけで、すごい仲間意識が生まれます。





実は、これと同じことが、囲碁でも起こるのです。



例えば、碁会所や部活、
会社、サークルなどで出会う人達は、
生まれた場所も仕事も、みんな違うケースが多いです。



しかし、それでもお互いの趣味が
囲碁だと分かると、すぐに強い仲間意識が生まれます。
「おおー、君も囲碁をやっているのか〜!」と。



さらに、一局、一緒に対局すると、今日初めて
会ったばかりなのに、何故か、すごくお互いのことを
理解できたような気持ちになるです。



私の身の回りにも、囲碁をやっていなかったら
絶対に出会うことのなかった人がたくさんいた、
というケースは少なくありません。



つまり、囲碁は、人との素晴らしい出会いを
呼んでくれるゲームだと、私は思います。






・自分の考え方が碁盤の上に現れるところ
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
将棋やチェスの駒は、駒ごとに、
動き方が最初から決められています。



しかし、囲碁の場合は、
石は囲めば取れる、という性質しかなく、
ルールも非常に単純です。



そのため、打つ人によって
石の働き方が一局一局まったく異なり、
ゲームの展開が大きく変わってきます。



これを私の場合は
「囲碁は自由である」と説明することが多いです。
実際に私は、対戦相手やその日の気分によって、打ち方が変わります。



しかし、それとは全く逆で、
自分の得意な戦法をどんな時も曲げない、
とてもまっすぐな心を持った人もたくさんいます。



「とにかく陣地がほしい」
「厚みを作って、後半に強く打ちたい」
「大きな模様を作りたい」
「あれもほしい、これもほしい」
「俺のこの一手を見てください」
「お前の好きにはさせない」



このように、囲碁は一局を通じて、
自分の気持ちを碁盤の上で表現したり、
相手にメッセージを伝えたりすることができるのです。





以上が、私が普段思っている、囲碁の魅力です。



そして、このメルマガで何度か説明している
IGO AMIGOでも、参加者やスタッフのみなさん一人一人、
いろいろな魅力を感じて囲碁を楽しんでいます。



興味のある方は、私以外の人の
日記や自己紹介なども、是非読んでみてください。
囲碁は奥が深く、楽しいものだと感じてもらえるかと思います。



<IGO AMIGO公式ホームページより>
http://www.igoamigo.com/about/member1.html

<IGO AMIGO参加者のリレー日記>
http://relay.igoamigo.com/
posted by アオタケ at 00:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする